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ここではジーンズの生地と糸について説明します

 

綿について

 

糸は綿花からできています。

綿花を英語ではコットンと呼びます。コットンには種類があり、多くは産地の名前が使われています。また、繊維の長さによって4つに分類されます。

21mm以下を短繊維綿、21以上28mm未満を中繊維綿、28以上35mm以下を長繊維綿、35mm以上を超長綿と呼びます。

 

コットンは細くて長くて光沢があり、強いものが良いとされています。超長綿のなかでも、シーアイランドコットン、ジンバブエコットン、スーピマコットン、ギザコットンが有名ですが、一般にジーンズは短繊維綿が使われてきたので、ヴィンテージレプリカジーンズを作っているところはあえてテキサス州メンフィスなどのコットンを使うところが多いようです。短繊維綿を使うことで、ジーンズ特有のムラのある生地を作ることができます。

 

ただし最近では長綿を使ったジーンズも多くなってき、その肌触りと柔らかさで人気を博しています。

 

生地について

 

ジーンズの生地デニムはイタリア発祥ともフランス発祥とも言われています。リーバイスは最初はオーバーオールに帆布を使っていました。デニムの語源はsergedeNimesから来ていると言われています。経糸はインディゴで染められ、中白、緯糸は生成りのままです。

 

ジーンズの生地はオンスという単位で表記される。これは1平方ヤードの生地の重さを表したもので、生地の厚さにも関係してきます。

 

海外ではリーバイスに供給しているコーンミルズ社が有名だが、日本国内の主要生地メーカーはクラボウ カイハラ 日清紡が挙げられます。

 

 

© 2014 by Shogo Tani.

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